ベルギーはルーベンに戻ってきた。格安航空会社専用のシャールロワ空港を利用した。これはベルギー南部のフランス語地帯に位置している。そういえばベルギーのメインの空港には行ったこと何度かあるけど、ベルギーに飛んだのは初めてだ。着陸の時や電車の窓から見た赤茶けた緑色の平野と平原はフランスのそれとよく似ていた。さすが陸続き。緑に冬の太陽の光が反射するとそんな色になる。空港の外に出ると、もうみんなタバコ吸いたくて吸いたくて。バス待っている間結構煙かった。ノルウェーもタバコ吸う人いるけど、こっちと比べると比較にならないくらい少ないと思う。でも大抵の人はかみタバコをたしなんでいる。バスに乗って鉄道シャールロワ南駅まで。でそこからブリュッセル北駅で乗り換えて、ルーベンまで。個人的な意見として、こっちの鉄道のデザインやクリーンネス感は夢がない。古びた鉄くずにしか見えない。これはTGVやTalisも一緒。フランスもそうだけど、こっちは古い車両も平気で使う傾向にあり、また外見も汚い車両が多いことがある。車内はそれでも快適な場合と、本当に古くて勘弁してほしい場合に分かれる。で話は戻して、車内放送は最初は慣れないフランス語のみで(嫁のフランス語とは違う)北に行くにしたがいブリュッセルあたりから、フランス語とオランダ語、でさらに行くにしたがって、オランダ語とフランス語。面白いと思ったのは車内の電光掲示板。フランス語圏ではフランス語表示のみ。で、オランダ語圏に入ると、フランス語表示は2番目に出てくるんだけど、フランス語圏内の表現方法とは違った。確かフランス語圏では「now arriving atホニャララ駅」って表現で、到着前に表示されるんだけど、オランダ語圏のフランス語表示では「the next station is ホニャララ駅」って感じで違った。これは面白い。ちなみに、これらはSNCBっていう1つの鉄道会社です。ルーベンに着くと今まで使ったこともないバスを乗りこなし、部屋のカギをもらい、さらにバスを乗りこなし部屋についた。場所は去年の部屋と同じアパート群の一角なんだけど、去年のビルの向えに位置していて、道路に面している側の部屋。5階。
前置きは長々と、ついに本題に入ろうか。ベルギー移住は去年の11月末まで想像したこともなかったし、想定外だった。で1ヶ月半もたたないうちに、実際今自分がベルギーに戻ってきたことについて、いかに自分の考えや想像しうる世界ってのが、ある枠組み内のみで行われているか、ってのが思い知らされる。これはいい部分でもあるし、それこそが弱点であるとも言える。枠組みなしではちゃらんぽらんになってしまう。でもその枠組みこそが、外す頻度とタイミングを失った時に、自分を限定してしまう最高の原因になるということ。でも枠組みを自分でコントロールするってのはかなり年期のいる技に違いない。今回は自分じゃなく、お釈迦様の一撃。何だかお釈迦様みたいな想像上の大きな人が、カジノのディーラーが使う金集め棒みたいなやつで、俺をカジノテーブルの端に押し出したみたいな。まー見方によってはお釈迦様側に引き寄せた、みたいな(これはカジノではその駆け引きで買ったか、負けたかによる。つまり俺はカジノのチップみたいな感じの例え)でそこには時間軸があるから、川下り、あるいはテトリスみたいに、違う位置で再度時を進めていくみたいな。これはまさにパラレルワールド。そこに存在していたモノが、一瞬にして、隣の世界へ。パラレルワールドはあり得る。と思う。ただ、今のところ別場所にての同時進行はあり得ない模様。
最後に感想。2010年や11年は、ベルギーはフランスと比べて多少物価が高いとずっと思っていたけど、現在ノルウェーから引っ越してきて、その安さを実感している。例えば街でバゲットのサンドイッチを買うとしたら、ベルギーは3から5ユーロでノルウェーは7から8ユーロ。格段に高い。買い物はいちいち合計して1.5倍くらいは高かったな。今日はそれだけ。